2014年2月27日木曜日

SCOTCH GRAIN スコッチグレイン オールソール 特殊修理

先日お取引先のお誘いで今季のルームスに伺いました。久しく原宿に行っていなかったので、良い機会をもうけて頂けました。買い付けというわけではないので気楽に見させて頂いたのですが、買い付けるという視点で見るとまた違った楽しみ方が有ります。

スコッチグレインのオールソールです。
何度か直していて最後にもう一回履ければいいかな
といった場合、オールソールだと傷の多いアッパーの状態に対して修理費用を掛けるのは、、となれば
すり減った前の部分だけの交換でもよろしいかと思います。通常ハーフソールを貼って補うケースが
多いですがひどく減っていて元のソールの歪みをそのまま残してハーフソールをつけても長く持ちませんし埋めて補修したところが足当たりに出やすいです。

グッドイヤーの中物も交換しつつハーフのオールソールです。




こちらはラバーソールに前の部分だけ切り取って交換

こちらはレザーソールにラバーの前部交換
スコッチグレイン レザーオールソール+トゥラバー
同様にオールソール つま先の素材は交換できるよう縫った上で取り付けてます。
去年はブランドさんから3000足の修理がありましたが今回1500足の依頼でハーフオールソールな気分です。手を靴代わりに叩かないよう頑張ります。

2014年2月24日月曜日

Crockett&Jones ALDEN クロケット&ジョーンズ オールデン オールソール

この靴は減り方美人、、なんて思いながら作業しております。
履き方 サイズがあっているか は 減り方を見て分かるので、それに合わせて素材を提案する訳です。

クロケット&ジョーンズ JRレザーソール オールソール

オールデン vチップ レザーオールソール + ラバーハーフソール

モディファイドラストはシャンクが通常のオールデンとは違い大きく形状が独特ですが、シャンクが靴のサイズに合った物ではない場合ソールからシャンクがむき出しになっているものも多いです。

2014年2月18日火曜日

バーニーズニューヨーク VIBRAM 2870 オールソール

二足とも製法はマッケイと呼ばれるソールと靴の中を直接縫い付ける製法になります。
マッケイの靴は修理に向いていないとも言われてます。
マッケイ用の中底が紙で出来ていたり、革でも厚みの薄い物 つまり中底自体に柔らかい物が使われている事が所以になります。
またソールも薄いため濡れると中底まで浸透しやすい、または歪みやすいなどマッケイの返りの良さを出すために必然とそういったディティールになってしまうわけです。
なので修理ではグッドイヤー製法より色々意識しますので直す事が難しい(大変)と思います。

何度も直すというよりは一度交換後は次に交換しなくていいようにレザーソールであればハーフソールを貼っていただいたり、ラバーソールなら糸切れづらいソールを選ばせて頂いてます。

バーニーズ インソール交換
VIBRAM2870 真ん中のパターンがソールより厚く 糸が地面に接地しないようなデザイン

同じく2870 黒

グリップも効くので安心してはけます。

2014年2月14日金曜日

Danner Light ダナーライト vibram148 1276 オールソール

ダナーライトのライトは健康に影響する事が少ないと言った表現ではありません。
となるとhi-liteはかなり影響の関係ない名前ですね。ライトツナは油は少なそうです。


こんな大雪の日はライトじゃなきゃ疲れてしまいます。
そんな為のダナーライトかもしれません。

ダナー vibram148オールソール
ダナー vibram1276シエラソール

ダナーライト! 1276!オールソール!
雪道はヒールのない靴が良いです。

2014年2月13日木曜日

CEDAR CREST REDWING セダークレスト レッドウイング VIBRAM100 705 オールソール

セダークレスト コストパフォーマンス の良い靴です。ウェルトもしっかりしてますし、これで中底が革なら最高です。長く履くためのグッドイヤー製法ですから。

セダークレスト エンジニア vibram100 オールソール


レッドウイング 8179 vibram705オールソール


ナイジェルケーボンのレッドウイングみたいに少しマテリアルを上げた靴も増えれば良いですね。